婚活の初デートは、面接のように質問を順番に消化する場ではありません。相手の答えを聞き、自分のことも少し話す往復ができれば十分です。話題をたくさん準備するより、プロフィールにある具体的な一つの話題から始めましょう。
場所や時間がまだ決まっていない人は、先に初デートの場所と待ち合わせを確認してください。この記事では、会ってからの会話だけを扱います。
最初の数分は、来るまでの話で十分
初対面の緊張を、気の利いた質問で消そうとしなくて構いません。まずは「来てくださってありがとうございます」「このあたりにはよく来ますか」など、今いる場所や移動の話から始められます。
今日はありがとうございます。駅から迷わず来られましたか? 私はこの出口を使うのが初めてで、少し早めに着きました。
この例は会話の型で、実際の利用者の発言ではありません。相手が移動で疲れていそうなら、注文や席のことを先に確認してから話し始めてもいいでしょう。
話題は「プロフィールの一行→具体的な場面」へ
プロフィールを覚えていることを示そうとして、書いてあることを全部読み上げる必要はありません。一つ選び、相手が答えやすい範囲で聞きます。
表が画面に収まらない場合は、左右にスクロールできます。
| プロフィールの一行 | 広げる質問 | 自分から添えられる一言 |
|---|---|---|
| 「散歩が好き」 | 「最近歩いてよかった場所はありますか」 | 「私は知らない商店街を歩くのが好きです」 |
| 「料理をする」 | 「平日はどんなものを作ることが多いですか」 | 「私は作り置きがあると助かります」 |
| 「休日は映画」 | 「最近よかった作品はありますか」 | 「私は家で見ることが多いです」 |
質問したら答えを最後まで聞き、気になった一箇所を拾います。相手が短く答えた話題を何度も掘り下げず、別の話へ移って構いません。相手の返答に「そうなんですね」だけを返すより、自分の経験を一文添えると会話が続きやすくなります。
結婚への考え方は、まず自分の現在地を話す
婚活なので結婚への意思は大切ですが、初対面から「何歳までに結婚しますか」「子どもは何人ほしいですか」と畳みかけると、相手の事情を聞く前に答えを迫る形になります。大切な話題なら、まず自分の考えを無理のない範囲で示し、相手が話せるかを確かめます。
私は、交際しながら将来の暮らしを相談できる人と出会いたいと思っています。○○さんは、婚活で大切にしていることはありますか?
相手が「まだ考えがまとまっていない」と答えたら、それも情報です。答えを催促する必要はありません。結婚時期や暮らし方をいつ、どこまで聞くかは結婚観を聞くタイミングで詳しく整理しています。
沈黙したら、無理に埋めずに戻る
飲み物を飲む時間や、少し考える間があっても失敗ではありません。話題が止まったら、相手が話していたことへ戻るか、自分の感想を一つ言います。
さっき話していた休日の過ごし方、もう少し聞いてもいいですか?
私は初対面だと少し緊張します。でも、今日は○○の話ができて楽しいです。
沈黙が長いからといって、収入、過去の交際、家族の事情を急に聞く必要はありません。相手が話したくなさそうな話題は無理に続けず、別の話題へ移しましょう。
「また話したいか」は盛り上がりだけで決めない
会話が大いに弾まなくても、相手の話を尊重できたか、自分も無理なく話せたかは見られます。反対に、盛り上がっても、断った話題を繰り返す、店員に横柄に接する、帰る時間を尊重しないなど、不安が残ったなら、その感覚を軽く扱わなくて大丈夫です。
会った後は、会話を再現して「失点」を数えるより、もう一度話してみたい理由と気になる点を一つずつ書き出してみてください。2回目に会うか迷ったときの整理方法につながります。



